象さんと糸ノコ

東京出張時にアガリエル・ホマレヴィッチさんと久しぶりに会いました。

会うのは　この日で２回目。初めて会ったのは、目黒のガジャンゴを閉店した日だから１年と９ヶ月ぶりくらいでしょうか。

ガジャンゴ時代には、「象さんと糸ノコ」という問題児が居ました。ガジャンゴを片付ける時に　改めてその存在の大きさに気がつきました。香椎に連れて行くには手に余る、が、誰も貰い手がいない・・・
かといって家具屋の買取り（頑張って無料引取りと言われた）は何かが違う・・・そんな最終日も迫ったある日に来店されたお客さんが「それなら　もしかして・・・」とアガリエルさんに相談してくれて、晴れてガジャンゴ閉店日に我が愛する問題児はアガリエルさんに引き取られていったのでした。
愛するわりには、その時スゴ～く　すっきりしたような・・・
それがこの

象さん　パオ～ン
鉄業界では通称「けっとばし」というそうです。何が問題児かって、お客さんにとってみれば美容室に在るにはあまりにもゴツくて存在理由が不明。イコール不安を掻き立てる。

その割りにスタッフ側も「あれ何ですか？」と聞かれたときの答えが雑。

「さあ～何ですかね？飾り？象さん」

そして

糸ノコ
これも象さんと同じ理由で問題児。

でもね、今は　その問題児を何とかしたくてアガリエルさんと会ったんですよ。
　ガジャンゴに来たら問題児になってしまったけど、アンティーク屋で見つけたときは象さんにも糸ノコにもビビッときたんですよ。鉄の塊、丸とか角とかベルトとか錆びとか・・・
だからその時は俺が上手く活かせてあげれなかっただけ。


まあそんな訳で俺の東京時代の終わりに知り合って今もつながってるアガリエルさんにも不思議な縁を感じます。
しかも　数年前に映画のエキストラに行った沖縄伊是名島の出身だそうで・・・キジムナーが引き合わせたのかと。
ウンタマギルーやワイルドアットハート等映画の話、旅の話で盛り上がり。

象さん、糸ノコの行方・・・楽しみでしようがないな～