ダサいでしょう。
それでいいんです。ウエストポーチを使うようになったきっかけは、今から9年半程前にさかのぼります。
当時、東京目黒でガジャンゴを立ち上げる準備をしてた頃のこと。
その日はしこたまお酒をいただき電車に乗りました。手ぶら派の私は慣れない手提げカバンに 契約の為の現金、印鑑等、貴重品をたっぷり入れてました。
おぼろげながら目黒のアナウンスの声に気がつき電車を飛び降りました。乗りすごさなかった事にホッとしたのも束の間、背後からの女性の声に振り向くと、その女性は私の手提げカバンを持って追いかけてくれてました。
顔から血の気が引くのを感じました。それから貴重品は体にフィット いや、へばりつかせるを心掛けてます。
ですが、去年の末の東京出張で やってしまいました。
最終日、仕事を終えて久々の友達との飲み。
予約表、次の日福岡での打ち合わせの為の資料、朝解約したばっかりの通帳、お気に入りのペイズリーのストールなどを入れた有隣堂の袋をどこかに落としたみたいです。見つかりませんでした。
そして
なのでアクターズバッグと命名。
実用と悪ふざけとファンタジー、これが私のお洒落観なので。
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